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第6回
★目指せ! Women’s league!!〜How to MOTARD〜LSO編〜★

By RITZ

■レアルエキップのスタッフは、LSOの認定書を持ってます♪

  と聞いて「LSOってなに?」って思う人が多いはず。私もその一人でした(笑)。「LSOは「MOTORSPORT Sports Life Saving Organization(モータースポーツ・ライフセービング機構.)」の略で、社会とモータースポーツの安全向上に取り組む全国組織です。簡単に言うと、交通事故などでの応急手当の普及やレスキュー、救急システムの確立に貢献するなどの活動を全国的に行っている団体なんです。多くのサーキットで活躍しているマーシャルやレース運営に関わる人などは、いざという時に応急手当が出来るように、この「LSO」の講習を受けているんです。で、なぜ今回はLSOにスポットをあてたかと言うと、ライダーとして、ただバイクに乗るだけではなく、ライダーの責任として、事故の応急手当や知識を得て心身共に立派なライダーを目指そうと思います(拍手)えらい!?

実際に、サーキットだけではなく、普段の生活の中でも役立つものばかりだし、一般の人を対象にした講習会もあります。(東京のみ)。レアルエキップの面々はレース運営の仕事に携わる人を対象にした講習会に参加しましたが、私は一般の方を対象にした東京での講習会に参加しました。(内容は同じです)とはいえ参加しているのは、バイク関連の仕事の人や、会社のツーリングクラブのメンバー等、普段バイクに乗っているという人が多かったです。関東近辺の人だけでなく、それこそ新幹線に乗って講習を受けに来たという人も何人かいました。街乗りやサーキットなど関係なく、バイクに乗る人は是非一度受けて欲しいプログラムです。ちなみに参加費は2500円とリーズナブル!!

講習会で使うテキストなどです。
(講習代に含まれます)

すごい数のお人形たち。この講習会は実践して覚えるのが主です。心臓マッサージと人工呼吸の講習は結構体力要ります。

コレが認定書です。
応急処置のトレーニングを受けたという証です。


講習が進むにつれてどんどん興味深くなっていきます。


■事故現場に遭遇!? あなたならどうします?

  きっと誰もが「救急車を呼ぶ」でしょう。でもその後は…。私は講習を受ける前なら、「何も出来ずに救急車&警察を待つ」。といったところですが、講習を受けてみるとこの事故直後は「ゴールデンアワー」と言われ、一番大切な時間なのだそうです。なので、出来る範囲の応急処置が必要になります。

講習会では最初に事故の現状と応急手当の必要性を学びます。結構まじめな講習なので、勉強嫌いな私だとすぐに居眠りしちゃうのでは…と不安でしたが、話しの内容は興味深いものばかり。 寝る暇などなかったです(笑)。しかも、話しを聞いたら実践練習の繰り返しが多く、結構忙しい。事故を起こした人に声を掛ける練習もします。最初に生命にかかわる状態か調べる為に声を掛けます「私は手当ての訓練を受けましたので、協力させてください」。笑ってしまいそうな内容ですが、この一声で安心するのだそうです。そして、「大丈夫ですか?」とやさしく肩をたたきます。特に鎖骨の辺りが気づきやすいそうです。ここで、反応がない場合は至急救急車を呼び、気道を確保。呼吸を確認し、呼吸がなければ人工呼吸や心臓マッサージを行います。これもグループに分かれて実際に練習します。気道確保もただあごを上に上げるのではなく、あごを持ち上げる感じになります。よくいびきをかく人は、寝ている時に気道確保されていない状態になっているので、いびきをかいている人に気道確保するといびきが止まるそうです。実際に実験してみましたが、本当に止まりました(笑)。


講習会の中で、一番多く繰り返し練習したのが心臓マッサージと人工呼吸。これが一番生死にかかわる応急手当なので、額から汗がこぼれるほど繰り返します。結構、ハードです。でも繰り返し体で体験した方が、覚えられます。

まずはお手本をしっかり見ます。今は人工呼吸用の感染防止吹き込み用具を使います。



最初に気道確保し、呼吸があるかどうかを確認します。



2回呼吸をゆっくり吹き込み、30回の圧迫(心臓マッサージ)を繰り返し行います。これは、救急車が来るまで、もしくは意識が戻るまでずーっと繰り返します。

   
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■今日もどこかにAED!

  駅の構内や学校、会社などで誰でも見た事がある「AED」。「知らない」という人は気づいてないだけなのでは…というくらいにあちこちにあります。このAEDは何かというと、心停止直後に起こる心室細動を電気的に除去し、自立心拍を再開させようとするために、心電図の分析から通電の指示までをシステム化したのものです。分かりやすくいうと映画などで見る電気ショックありますよね。胸に機器を当てて「ボン!」って体が浮くくらいに電気を流すやつ。それです。それが、誰にでもできるようにシステム化した機器がAEDなんです。心臓マッサージも大切ですが、もし近くにAEDがあるのなら、救急隊が来る前にAEDと心臓マッサージを行うことで助かる命があるんです。

とはいえ「電気を流すなんて怖くて出来ない〜」という人でもAEDなら大丈夫! 一度、使い方を覚えれば簡単だし、心電図を自動的に分析するので、しっかり自立心拍をしている人には電気は流れません。そして、流す必要がある場合のみAEDから指示が出ます。しかも日本での心疾患による死亡は癌に次いで2番目となっていて、仕事やスポーツ、日常生活の中で突然発生する心臓発作による心停止は年間2万〜3万件もあると推測されているんです。身の回りのAEDのある場所を把握しておくといいかもしれません!

AEDの賢さに驚きます!一度、使い方を体験するのは、すごくいい事だと思います。

AEDと心臓マッサージを二人で行うのがベストです。電気ショックをおこなったらすぐ心臓マッサージ!これが大切です!


回復体位の作り方を実践で行います。

■こんな場面には・・

  「意識がない」という場面に出会わすことはあまりないけれど、意識はあるけどあちこちが痛い! という人には出会うはず。意識があれば一先ず安心。会話は出来なくても呼吸が正常で怪我の疑いがなければ回復体位という呼吸しやすい体勢で救急車を待ちます。もし出血がある場合は止血とショック管理に勤めます。ショックとは、急激な血液の循環の変化によって起こる血圧の低下や脳をはじめとする体への酸素供給が少なくなりことを言います。

これがひどいと生命に関わる問題となります。症状としては、顔色が蒼白になる、脈が速く弱くなる、冷や汗をかき手足が冷たくなる、ひどくなるとめまいや吐き気などが起こるそうです。応急対応としては、体を保温するや水平仰向けに寝かし、可能なら足を少し高くするなどがありますが、脊髄の怪我が疑われる場合は絶対に動かさないで、出来る範囲での保温を勤めます。止血で一番ポピュラーなのは直接圧迫止血。大きなガーゼなどをあてて、きず口を直接押さえます。そして、もうひとつの方法は傷口少し上にある動脈を圧迫して止血を助ける止血点の圧迫です。両方を併用するとより効果的に止血が行えます。


脈を図りながら止血点(動脈)を圧迫します。血が止まると脈も止まります。止血する際は血液感染を防ぐ為に専門の手袋をします!

大きな傷も止血点の圧迫を利用すれば効果的です。けが人の役をすると、けが人の心理が少し理解ができます。やさしくしてね♪って感じです。


■ヘルメットは脱がせる?それとも脱がせない?

  転倒したライダーに呼びかけをしたけど変事がない。でも呼吸はしているみたい。あなたならどうしますか? 楽になるようにヘルメットを脱がせてあげますか?  

正解は、「脱がせません」。ヘルメットを脱がせるには、首に大きな負担がかかるので、自分で脱ぐ意思がない場合はそのままヘルメットをかぶったまま救急隊が来るのを待ちます。首に負担をかけずにヘルメットをはずす方法や専門道具もあります。最近は、MotoGPなどでライダーがヘルメットの下にモジモジ君みたいなものをかぶっているのを見たことありませんか?あれは、ヘルメットを脱がせやすくするためのものだったんですね。このようなライダーならではの質問などもあり、とっても勉強になりました。ここに書いた事はごく一部です。かなり目からウロコの講習なので、是非、一度受けてみてください!!

詳しくはhttp://www.ne.jp/asahi/master/lso/をご覧ください。


二人組みでヘルメットを脱がせます。呼吸がないなど緊急の場合のみヘルメットを脱がせます。

専門の道具があればスムーズに脱げます。(モジモジ君みたいなやつ)他にも、エアを入れて脱がせるものなど色々とあります。

講習会が終わる時には思わずMY手袋(手術などで使うやつ)と止血用ガーゼ、人工呼吸用の感染防止吹き込み用具を購入しました。今はトランクに常備してます。

   
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