特集 第4回 レアルエキップフェスティバル FUN PEOPLE PHILOSOPHY Event inside column 挑戦 スーパーモタード! ウーマンズリーグへの道
Event inside column
HOME

バックナンバー

    

REAL EQUIP S.S.☆走って笑ってピット・イン! Vol.4

『あなたにとってモーターサイクルは何?』

次のレース、やっぱり雨かなぁ・・・・夏を目前に控えた季節、いつに増してウィークエンドの空模様が気になりますね。体温を奪う雨とウエアの色柄もわからなくなるほどのマディを覚悟して出かけたら、当日は憎らしいほどの梅雨晴れ、もう暑くて暑くて背中のドリンクバッグ空っぽ、とにかく砂ぼこり!ということだってなきにしもあらずです。しかしながら、スタート当日までどうなるかわからないのは、どのライダーにも平しく天から与えられるお楽しみのひとつ。

熱中症注意報!手荒いけどバケツシャワーがキクーッ

ということで、3度の食事より雨と泥んこが大好きなライダーも、雨の日はできればずっとパソコンの前に座っていたいライダーも、全ライダーをサポートするのがお仕事(?)のレアルエキップサービスステーションのエンデューロ迂回路遠回り専門ピンぼけ連載に、今回もしばらくの間おつき合いくださいませ。


マディ?おかまいなし!みんな平等にドロンコだから

完全燃焼?ううん、そうでもない。でも泥は大好き。

やったね、ゴール!この拍手と声援、全部オレの!


キーを叩く手をちょっと休めて窓の外に目をやると、厚い雨雲に覆われた空が広がっています。古い話ですが、モーターサイクルの運転免許を取得するため、筆者がライディングスクールに通ったのは、今を去ること云十年前(笑)のちょうど梅雨どきでした。初めて触れる大きくて重いマシンに手も足も出ず、バタバタ転んでばかりで教官に怒られっぱなし、習ったばかりの運転操作も一瞬で忘れちゃうくらいの緊張。その上、雨に打たれて半泣き状態で教習を受けた日々のことを今でも時々思い出します。


苦節2週間、晴れて免許を手にして徐々に運転にも慣れ、あちこち走り回るようになったある日のこと、ライダー仲間とこんな話をしました。テーマは「あなたにとってモーターサイクルは何?」です。自分で運転して目的地へ直接行くことのできる便利な交通手段、行動範囲と遊びの幅の広がる楽しい遊び道具、等々、いくつかのありきたりな捉え方の中で、仲間からとても輝くこんな表現が飛び出しました。「わたしにとって、モーターサイクルに乗ることそのものがライフスタイル」。って、あのね、当時仲間も筆者も20歳になるかならないか、ハートが微妙に揺れ動く、いわば夢みるお年頃ですよ?その上、まだ海のものとも山のものともつかぬ若葉ライダーですよ?うぅっ、なんちゅう甘酸っぱい言葉っ!・・・・なのですが、歳月を経て思い返してみて、こっぱずかしいにはこっぱずかしいのですが、なんだかものすご〜く的を得ているように感じられてならないのです。

トップライダー達にもビギナーだった頃があったはず?


傘が満開、雨の降りしきるライダーズミーティング

「ボクがついてるから大丈夫!」頑張れメカニック少年

ところで、皆さんよくよくご承知の通り、モーターサイクルは2つのタイヤ(輪)をもつ乗りものです。1人でも2輪、タンデムすれば2人で2輪。2台で走れば2人で合計4輪です。独りだけで走りに没頭することもできれば、仲間が寄り集まってのツーリング、イベント、レースなどの時間を共有することも可能です。例えばエンデューロなら「今日はチーム3人のうち最後にゴールしたやつが帰りのトランポ運転だゾ」なんてプチ勝負ゴッコもあり(笑)。また、ごくたまに乗る人、休日ごとに乗る人、毎日乗る人、というふうに、ガレージから愛車を引っ張り出す頻度だって様々ですよね。ライダーは皆、いくばくかの時間的・物理的な制限の下、その人らしいスタイルでモーターサイクルと過ごし、満足感を味わって1日のライディングを終える、というわけです。


交通社会の一員として遵法運転を行うのは当然なので、敢えて深くは触れませんが、以上のように、モーターサイクルの2つのタイヤの上には「とても自由度の高い楽しみが乗っかっている」といえます。
免許取り立て若葉ライダーの頃から幾星霜・・・・いい加減姥桜となった現在も、オフロードモーターサイクルが筆者の生活の真ん中近くにあり、素敵なモーターサイクルライフを送っていらっしゃるたくさんのお客様がたと出会うことができます。

参加100台のレースなら100通り、200台なら200通りの「モーターサイクルとわたし」が、エンデューロ会場に集まっているのですから、トップ集団の白熱レース展開も1時間経過後の暫定順位もそっちのけで拝見しない手はないじゃない?と、パドック散歩で人間観察・・・・え?だって、それが仕事ですもん。しっかり次号のネタ探さないと、ボスに怒られちゃう!

レアル☆SSでティーブレイク、全席自由席ですよ

モーターホームからワンコ登場、一家総出の参戦だよ


いい夫婦のいい時間、2輪+2輪のオフロードライフ

勝ち負けより旧友と久々に一緒に走れたことが嬉しい!

エンデューロでもモトクロスでもラリーでも、モーターサイクルスポーツ競技にゴールは必ずあります。しかし、モーターサイクルライフそのものに「終点」はありません。老若男女を問わず、愛車を駆って楽しみを探求することによって、無限に長く広く、どんどん奥深さを増していくのです。たくさんの出会いがあり、切ないお別れもあって、順調に走り続けるときもあれば道に迷って地図を広げるときも。進む方向だってペースだって、ライダーの数だけ存在します。もちろんアナタもその一人、レアルSSでカフェテーブルを囲みながら、ご一緒にオフロードモーターサイクル談義に花咲かせることができればいいな、なんて、いつもいつも思っています。
特に、土俵ならぬコースの上で勝敗を賭ける熱いエンデューロライダーを熱ぅく応援していらっしゃるギャラリーの皆さん、「通りがかったらレースをやっていたから寄ってみた」旅の途中のライダー、どなたも大・大・大歓迎!レアルSSはパーツやライディング用品を取り扱う移動販売店としての機能も充実しております。ご相談、ご試着など、どうぞお気軽にご利用くださいませ。


先刻からさらに強まってきた雨音を聞きながら、コース狭しとこだまする轟音と激しく飛び散る泥しぶき、難所に足を取られ白煙を上げる泥まみれのマシン達、そしてチェッカーを受けたライダーの爽快な笑顔を想像しています。エンデューロのことを考えてニンマリするひととき、これも筆者のモーターサイクルライフのワンシーン。そんなことに思いを巡らせながら綴っているこの拙いコラムを読んでくださるアナタにとって・・・・モーターサイクルは何ですか?

チェッカーまであと少し、ゴールにはいつも感動がある


   
このページの上部へ戻る
SITE MAP Copyright (C) 2007 Trial promotion All Rights Reserved.