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チームレアルエキップ インサイドレポート Vol.6
MOTO1オールスターズ第6戦
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■熊本。長旅1000キロ・・・・
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レアルエキップの本拠地のある静岡県浜松市から今回のレースの舞台となるセキアヒルズサーキットまでは高速を使って1000キロもあります。
今回は他のチーム員の方々のスケジュールの都合もあり、私はレアルエキップ社員であり、moto2に参戦している金児隆太と2人きりでチームトラックで九州まで移動することになりました。長〜い移動の間、彼からレースに対する姿勢や、自身が考えている未来像について話を聞くことができた。
「モタードライダーとしてさらに上を目指していきたい。そして、モトクロス出身でもない、ロードレース出身でもない、純粋な”モタードライダー”のチャンピオンになりたいんです。」と。
そして今後について、「マシンのセットアップや環境面についてはレアルエキップに在籍していることで勉強になることが多いです」としながらも「ライダーとして、モタードファンや子供達に「夢」を与えられる存在になりたい」と、彼なりにしっかりとしたビジョンを持ってレースに挑んでいるのがうかがえた。
そんな彼が今回はキッチリと「結果」を残したのだ。
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■ホコリ。そして天気
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九州は熊本にある「DEC セキアヒルズサーキット」
このサーキットは丘の上にあるようなサーキットで、スタート地点から外周を回り、一気にコース内標高の一番低い地点へ。そして直線とヘアピンが続く峠道にあるような「つづら折れ」になったコースに2箇所のダートセクションを設けたコースレイアウトとなっている。
前日の練習走行。真夏のような暑さの中、そしてカラカラに乾いたダートからは砂ホコリで視界が確保できないくらい激しく舞い上がっていた。
しかし、レース当日朝になると、厚い雲がサーキットを覆い、「なんとか降らずに一日過ぎてくれよ・・・」と誰もが願っていたのだが、無情にも雨が降り出した。
しかし、その雨も走行開始する前には止み、少しずつコースも乾き始めてきた。
始まった練習走行。moto2クラスで走行する金児は殆どのライダーがレインタイヤを装着する中、唯一モタードスリックで走行を開始した。
「コースが少しづつ乾き始めていたので、レインタイヤで走らなくても大丈夫かな、と思ったのと、予備ホイールは持っていないので、交換する時間もなかったんですよね(笑)」チームレアルエキップに在籍しているからといって、決して高待遇なわけではない。タイヤ交換やマシンメンテ、セッティングは他のライダー同様、全て金児自身が行っているのだ。それでも練習走行が始まると、路面が濡れている状況でも彼らしい独特の長いスライドを魅せ、レインタイヤ装着車と遜色ない走りをみせた。
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■完全優勝 moto2決勝
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いつになく金児に曇りはなかった・・・・
いつも決勝前となるとひとりパドックで座り込み、目を閉じ、緊張しているような姿をよく見かけるが、今回は終始笑顔でチーム員と談笑していた。「いいイメージばかりが浮かんできたんです。今回は絶対に勝てる、って・・・・」
タイムアタック、セミファイナルと他を寄せ付けないタイムで勝ち進み、ポールポジションにマシンを並べた。
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| 一方、山下朋希も前回の好調を維持したままこの熊本に乗り込んできた。タイムアタックこそは金児と別の組でトップを奪ったものの、タイム差で金児に続く2番手。続くセミファイナルセミファイナルでもきっちりと2位をキープし、金児と1,2番グリッドを分け合った。 |
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スタートでは金児がきっちりとホールショットを奪うと、山下は水庫に続く3番手で1周目のコントロールラインを通過。
レースは金児と水庫の激しいトップ争いが繰り広げられた。モトクロス出身の水庫はダートからの加速で一気に並びかけようと何度もプッシュしてくるが、金児はターマックセクションでの巧みなスライドコントロールで水庫に隙を与えなかった。また、その後ろを山下が追走するが、トップグループから少しづつ離れたもの
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| の、後ろをいくミッキーからのプッシュに対しても冷静にマシンを走らせ、3位を走行。結局そのまま金児が逃げ切り、嬉しいmoto2初優勝となった。しかも、今回はタイムアタック、セミファイナル、決勝と全てでトップとなり、「完全優勝」であった。 |
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また、山下は水庫に続く3位でチェッカーを受けたが、レース後の再車検で水庫が失格となり、山下は2位で表彰を受けた。
レース後金児は「モトクロスやロード出身のライダーが多い中、自分はモタード一筋でやってきた。そんなライダーでも優勝できることが証明できたのがすごく嬉しい。これからも頑張って勝ち続けます」とコメントしていました。
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■スッキリしない moto1決勝
moto1決勝。増田のメカニックを務める中川が増田から預かった「必勝」のハチマキを締め、チーム員が気合たっぷりでグリッドに並んだ。そんなことがあったからなのかはわかりませんが、8番グリッドからスタートした増田は抜群のスタートで4位で1周目のコントロールラインを通過。トップ集団に喰らい付いていく。
一方、17番手グリッドからスタートした山下政弘は2周目のダートでエンジンストップしてし
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まう。しかも再スタートに手間取り、最後尾からの追い上げとなってしまった。
レースは松本選手が逃げる中、大樂、佐合が激しくバトルを繰り広げる。その後ろで高山、熱田を従えて増田が4位を走行を続ける。後半、熱田選手が増田選手をプッシュする場面もあったが、かわされる事もなくそのままの順位でチェッカーを受けた。また、山下政弘は追い上げて18位でチェッカーを受けた。 |
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しかし、レース後の車検で1位の松本、2位の佐合が失格となったことで増田は2位となり、表彰を受けることとなった。表彰式で増田は「すっきりとしないところもあるが、これもレース。残った最終戦ですばらしいレースをお客様に魅せ、気持ちよくシーズンを終わらせようではないですか」とコメント。長年レースを闘ってきた増田選手。失格になった選手の気持ちもわかるからこそ、「結果を出すことで”真の勝者を決める”」という言葉に説得力があるんですよね。
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次戦は10月28日栃木県はツインリンク茂木特設コースで行われます。
お近くの方は是非応援に来て下さいね!
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